この“味香みかん”は、数多くあるミカン品種の中で有りそうでなかった、価値の高い有用な特徴をいくつも有しております。果皮も丸ごと美味しく食べることが出来る、という特徴は特筆モノだと云えます。これまでは生ゴミとして捨てることが当たり前でした。
果皮も美味しく丸ごと食べることが出来るということで、無駄なく丸ごと全部を有効に使えるものを、捨てるなんて何と勿体無いッ!ことなのです。
果皮も丸ごと食べることが出来る、という事と密接に関係する特徴も発見しました。それは、機能性成分である β-クリプトキサンチン が、可食100g当たり7940㎍という桁違いの含有量があることが、試験検査結果で明らかになりました。
この β-クリプトキサンチン の持つ機能が、(文科省や果樹研報等によれば)抗酸化作用が強く、成人病等の予防医療に優れているというのです。そこには複数の病名が記述され、それぞれの効能が説明されています。詳細に関してはご自身でネット検索していただけば、その内容の凄さにキッと!驚かれる筈です。
果皮も丸ごと食べる事が出来るという事は、機能性成分を一切捨てることなく、全部ご自身の身体に取り込むという事となり、健康面では大きな効能が期待できます。
ミカンの皮には実の5倍もの量が含有されているという事です。これまで皮は食べられないという理由から、生ゴミとして捨てておりました。しかしこれからは、 “味香みかん” に限って云えばそれは無くなります。皮を残すときは是非、“味香みかん”
皮風呂としてお使い下さい。皮が放つ芳醇な香りは、リラクゼーションの世界へと誘ってくれます。 皮を捨てるなんて何とも勿体ない!ことなのです。
“味香みかん” は収穫からお手元にお届けするまでの間に、ワックス掛けとか洗いとかの人的・機械的作業は一切しておりません。
ですから、皆様のお手元にお届けする “味香みかん” は光っておりません。見映えもよくありません。
残留農薬検査に合格はしておりますが、皮も丸ごと食される時は、流水洗浄 をお願いしております。汚れが落ちますと、艶が戻り、輝く見事な “味香みかん” が復活します。中身だけをお食べになるとしましても、皮は捨てずに
“味香みかん” 風呂としてお使い下さい。
初めて食した時、それまでにも色んな名産地のミカンは食べておりましたが、それらとは一線を画した驚愕の味でした。味には濃くと深みがあり、香りがとても爽やかで、リラックスを与えてくれました。食後の余韻は、口の中で心地良く長く続きます。
このミカンを一般市場で見かけないのは、普通のミカンの半分以下しか収穫出来ないことにあります。病害虫にも弱く、その被害に遭うと30%というのが、これまでの当園の実情です。そういった事情から、事業として成り立たないという事が現実問題としてあるからでしょう。
これを天使の小袋と呼んでいます。すすれば、更に一段上の味なのです。その為、剥くときはヘタの上部からになります。ジョウノウと呼ばれる内袋はオブラートのように薄く、種なしですから、お子さんやご婦人・ご高齢の方々からも食べやすいとご好評です。
除草剤も防腐剤も使わない、等々の農薬を抑えた栽培方法に取り組んでおります。その分、手による雑草抜きで対応しています。1列20本の樹の下の雑草を、根っ子から抜く作業は1列で1.5往復します。これで賞味3日程かかります。
一棟(2列)を終わらせるのに5日間前後掛かり、 一反だとほぼ1カ月のハードワークになります。草刈りでは無く、根っ子からの草抜きをしていましても、3~4週間後にはもう新たな雑草の新芽が吹き始めてきます。雑草の持つ生命力の強さには到底敵いません。
確かに除草剤散布は簡単ですし、作業時間も数時間で済みます。 それでも使いたくないのです。
除草剤を使ったからといっても、雑草を絶滅させると云う事は無理です。次の芽の成長は、地中深く力強く根っ子や茎の中で育まれているからです。雑草の成長する期間が少しだけ遅れるだけで、完全除去は不可能なのです。
確かに除草剤散布の作業時間は、引き抜きに比べれば、 1時間程で済みますから圧倒的に有利で最強の方法です。何よりも労力的・時間的に、とても楽に出来ますので散布する側としては、大きな救いでもあるわけです。
雑草退治の主な理由は、雑草は病・害虫の餌や巣になるからです。だから嫌われ、仇敵なのです。でも、除草剤の毒性は殺虫剤より強いのではないか? 等と勝手に考えております。 年間4~5回の散布を考えると、使用したくないから、今のやり方は続けていきます。
写真を見て頂いた通り、雑草で覆いつくされているのが、恵味香 megumika園の今日の姿です。
現状、かなりの時間を掛けて雑草抜きをしていますが、同時進行で別の新たな方法も試験し、試行錯誤しております。ハーブがそうであるようにすべてが悪い雑草ばかりではない! と云う考え方から、共生できる方法はないのか? という想いが出発点になってます。現在、試験・確認中ですが、検証結果の確定をする時期に漸くなりつつあります。
結論はまだ出ておりませんが、もう雑草の根っこ抜き作業は止めます。 ハードワークからの解放は、正直うれしいです。
雑草との同居は、作業軽減という大きな嬉しさはあります。只そのことからくるマイナス部分が、逆に増えるということにもつながってきますので、結局、安泰はまだまだ先の話ということです。
使わない方法を今も試行錯誤の検証を継続中です。長くかかりましたが、どうにか目途が付きつつあります。ハードワークである草抜き作業からの解放!という事にはあとチョッとの時間が必要です。それが可能となったら、嬉しい大きな進歩となります。楽しみです。
雑草がこの娘をイジメるようであれば、共生では無くマイナス面だけになりますので、それだけは避けたいです。
共生ができるという確証が得られた時、雑草達も恵味香 megumika園にとっては強い味方に成ってくれるはずです。
当店におきましては、除草剤や収穫前の防腐剤散布はしておりません。勿論、ワックス掛けや洗浄等々の機械的・人的作業も一切行いません。それは出来るだけ、樹で育っていた自然な状態をキープすることに努めたいからです。
皮も丸ごと食べることが出来るという事から、2019年より残留農薬検査をしております。毎年『合格』という検査結果を頂いてからの初発送としております。
安心して皮も丸ごと食べて頂きたいから、今後も続けて行きます。
皮を捨てるなんて、勿体ない事なのです。これまでは購入金額の数十パーセントは生ゴミとして捨てるモノでした。でも、 “味香みかん” に限って言えば、その分がプラスとなりますので、実質は値引きに匹敵します。何よりも健康機能性成分の80%以上をゴミ箱に捨てていたのですから、これほどの勿体ない話は “味香みかん”
に限って言えば、一切無くなりました。
更に、収穫から出荷時の箱詰め作業までの期間で、人の手が触れるのは2~3回です。その際には素手でも軍手でも無く、食品加工作業時に使用されている極薄のゴム手袋で行っております。軍手や作業用の手袋ではダメだと考えております。それは出来るだけ自然な状態(樹に生っていた状態)を保ちたい! と云う思いからです。
何となくですが “味香みかん” に人工的な手を加えないようにすることが大事だ! という気がして、根拠のない確信でしかありませんが、当園の頑固なこだわりです。
ですから、お届けします “味香みかん” は光っておりません。映えが悪いのもあります。
皮食される時は、必ず流水で洗ってください。そうしますと、見映のする艶が戻ってきます。 食欲をそそる見事な “味香みかん” が復活します。
5月まではカビ等の腐れが極端に少なく、棚持ち(日持ち)が非常に長く、味覚も少しづつですが進化していきます。
実際、12月下旬収穫から5月上旬ごろまでフレッシュとして食して頂けます。(信じられないでしょうが、 冷蔵庫で1年後の12月 でも持ちましたから凄いです。でも味までは無理でした。)
5月頃からは、カビ発生に勢いがついてきますので、全てをカビから守れるわけではありません。これも命ある生き物としての証で、仕方ありません。 ただ少なくとも他の品種の倍以上の期間に於いて、腐り等は抑えられております。
現在も進行形ではありますが、取り組んでいる幾つかの栽培方法と考え方は間違ってはいない!と確信しております。
この棚持ちが良い! も、 “味香みかん” の優れた大きな特徴になっております。他に幾つかのある特徴にも、この事が良い相乗効果を及ぼしてくれていると考えております。
フレッシュな“味香みかん”は、加工食品の全てにおいて原料となり、添加剤不使用で作りました。
何よりも、パティスリーや和・洋料理の食材としてプロ使用が広がりつつ有ります。是非、ご家庭でもフルーツスイーツにチャレンジして下さい。やっとミカンも、お料理やデザートに活用していただくことが出来るようになりました。
贈答用にも自信を持ってオススメ出来ます! お届け先様に、驚嘆の声を一緒にお贈り下さい。
恵味香 megumika
〒849-5104 佐賀県唐津市浜玉町渕上256-1
Tel: 080-3416-5031 代表: 万里川勝博
Mail:mkp0171@yahoo.
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