赤オレンジ色のネットをハウス周りに張りました。 この赤オレンジ色が、アザミウマにとって視覚を失わせる効果があり、飛ぶ前方が真っ黒と成り見えなくなり、飛んで来ないということのようなのです。もう一つ、網目が0.8mmという細かさにより、その隙間からは侵入できないと云う効果もあります。 発生要因を探ると、①;雑草の繁殖があります。②;他の発生箇所からの飛来があります。 ①は、除草剤を殆ど使わないために,ハウス内は雑草が密植する時期もあります。多くの害虫が、雑草と土中を越冬棲家とします。②は、道を挟んだ向かい側にはネギハウスが並んでおります。そこでネギアザミウマが大量発生して、飛来する可能性があります。 薬剤を何回でも(1週間毎に)散布すればやっつけられますが、農薬を抑えた栽培方法を行っている為、その方法は出来ません。 諸々の要因を考えた結果、赤オレンジ色で網目が0.8mmというネットを張り巡らす方法を採りました。 時期としては遅すぎる気がしなくもありませんが、10月頃までは繁殖するということを考慮すれば、遅かったが・間に合っているという認識です。効果がありますよう期待して祈るのみです。
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