線状降水帯

この画像は、線状降水帯があと1時間ほど長引いていれば、水嵩は数10cm程高くなってハウス内に浸水していたかもしれないという、ギリギリの瞬間画像です。

現在このハウスで育てている“味香みかん”と“味香デコ”は、仮に浸水しても被害は無かったと思います。それは9月頃まで、水を一番欲しがっている肥大成長時期に入っているからです。

同じ町内会のハウスみかん栽培者の中には、胸まで浸水したことで胸より下部のみかんは廃棄せざるを得なくなった方とか、せっかく収穫まで終えJA選果場に搬入のためにコンテナで準備していたものが浸水で浸かり全滅になった栽培者もおられます。

 

唐突ですが、地球の誕生47億年の営みの中、山も川も海も気の遠くなる歳月を費やして出来上がったカタチです。人間として、道具と言葉を使うようになって5000年程ですが、岩で出来たスフインクスの鼻が欠ける程の年月でもあります。

直近の十数年で地球環境は大きく変わり、温暖化に爆進中です。 

10年後のハウスは、鉄筋で強化ガラスとシャッター装備で建設することとなるのでしょうか?と、つい考えてしまいました。